みなさまこんにちは!社会保険労務士法人えみふるの佐藤です。
弊所は、日々地域社会を支えてくださっている介護福祉事業所の皆様や、中小企業の皆様の労務管理を分かりやすくサポートしております。
2026年8月27日(木)「短時間正社員制度導入助成金活用セミナー(第2回)」で講師を務めました。
第1回の「制度を知る」という内容から一歩踏み込み、第2回となる今回はメリット・活用事例・導入準備など「制度活用」を実務の視点から深掘りする内容となりました。
今回は、セミナーでお伝えした「短時間正社員制度のポイント」をダイジェストでお届けします!
短時間正社員制度は「時間を短くするだけ」ではありません
短時間正社員とは、「無期雇用 + 短い所定労働時間 + 正社員と同等の処遇」を組み合わせた働き方です。
単に人件費を減らすための制度ではなく、「働ける人に合わせて仕事を設計する」ことで、人材確保や定着率アップにつなげる仕組みです。
- 【事例①】退職防止(既存スタッフの転換)フルタイムでの勤務が難しくなり「辞めるしかない…」と悩むスタッフに対し、担当業務を”時間内に終わる量”へ再設計することで、「短時間で続けてもらう」選択肢を作れます。
- 【事例②】採用強化(新規採用)フルタイム求人だけでは応募が少ない場合でも、「短時間なら働ける」という経験者や専門人材をターゲットに募集をかけることができます。人を探す前に”切り出せる仕事”を見つけることがポイントです。
よくあるお悩み:「フルタイム社員と不公平にならない?」
制度を作る際、「短い時間なのに正社員?」「フルタイム側の負担が増えるのでは?」という心配の声をよくお聞きします。
制度の公平性は、「同じ」にすることではなく「説明できる状態にする」ことが大切です。
- 基本給: 短時間だからといって時給単価を下げるのではなく、「フルタイムと同じ時間単価」を基本に労働時間に応じて設計します。
- 評価: 勤務時間の長さではなく、「役割・成果・行動」など時間以外の評価軸を明確にします。
- 運用: 本人だけの特例とせず、会社のルールとして就業規則や賃金規程に定め、周囲のスタッフにも目的をしっかり説明します。
最大20万円!助成金を活用して制度導入のチャンス
現在、インフォワークくまもとの「短期間・短時間 雇用応援助成事業」により、条件を満たすと助成金が受けられます。(特設サイト: https://www.infowork-kumamoto.jp/tanjikan_ouen/)
- 制度導入: 対象経費の4分の3(上限10万円)
- 転換・新規雇用: 対象労働者1名につき10万円(最大3名まで)
※令和8年(2026年)11月30日までに制度規定や転換等を完了させる必要があります。
※育児や介護等を理由とする転換は、別の助成金(両立支援等助成金)の対象となるため本助成金からは除外されるなど、対象要件の確認が必要です。
予算上限に達した時点で受付終了となりますので、導入をご検討中のお悩みはお早めにご相談ください。
「うちの施設でも導入できるかな?」
「就業規則をどう変えればいいか分からない」
など、ご興味のある事業所様は、ぜひ「えみふる」までお気軽にご相談ください。
介護福祉事業所へのサービスを強化中!
社会保険労務士法人えみふる
ご相談・お問い合わせ:info@emifull-sr.com
